この動作が厳しいということではありません。
タイのルーシーダットン
昔、昔 タイの山奥に隠者と呼ばれる修行者がおりました。
偉いお坊さんもいらっしゃったでしょうけど、中には街中を追われた人も居たかもしれません。
ルーシーはタイ舞踊の物語の中に、役柄があります。
この役は、今でも男性しかなれません。
この意味、仙人は基本女人禁制 だったのでしょうか?
そんな
ルーシーダットンを女の私が果たして行ってもいいのかなって
常に思っています。
特に性器に関する動作が割合多いのです。
不能・腫れる・性欲抑制・・・。
そんな男性本来の症状は、女性の私には経験もなし。
本来の症状の理解は難しい。
そう
男性が生理の苦痛や妊娠、出産などのことが理解できないのと同じ。
日本では、ルーシーダットンのことを、
女性の為の美容と健康の体操として考える方が多いです。
もちろん その効果はあります。
しかし、もともと男性が行っていたダットンです。
それを女性が行うことはちょっと厳しいかもしれません。
「ええ?!
じゃ~ルーシーダットンってめちゃくちゃハードなの?」
いえいえ そうではないんです。
ルーシーダットンは、修行の動作ではないって事
これがとっても素敵だって思います。
身体の症状を緩和する為、楽になる為に行われていた。
それを女性が行って効果が得られないなんてナンセンス。
体の状態を整えて行く動作なんですから、行ってOK どんどんやりましょう。
ただ形だけで行うならなんとも簡単で、できた感もすぐ得られると思います。
しかし
身体の状態を整えるところまで行う為には、ちょっと厳しくなる時もあるレッスンです。
生徒さんにしっかりお伝えすべく、がんばっています。
なるべく個別を目指して毎回レッスンを心がけています。
私は、老体に鞭打ち、体当たりで貴女にぶつかって行きます。
貴女はレッスンに耐えられますか?
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